語学力にとらわれるな。これからの世界をつくる仲間たちへ 落合陽一

参考書・本・レビュー

 

はい、カズヒです 🙂

『専門性』と『オリジナリティ』を創り『70億人』を相手にする。

これからの時代、これをベースとし、今なぜそれを時代は必要としているのかを過去と照らし合わせ考える必要があることを学んだ。

『インターネット』や『機械』に対しての捉え方も変化してきている世界で、『自分』の価値を高め幸せになる方法を見つけなければいけない。

本書では『語学力』に対しての捉え方が述べられていた。

このブログは主に英語に特化したブログが故、今日は、これから留学する人海外で活躍する人へ向け、『語学力』という部分をピックアップして『これからの世界をつくる仲間たちへ』をレビューしていきたいと思う。

目的をしっかり定め、見失うな。

本書を読む前からこれからの時代に向けて、ただ『語学力』を高めるのには私も疑問を抱いていた。

以前私はAIによる10年後の英会話 英語能力意味あるの?という記事を書いた。

簡単にまとめると、”コミュニケーションを取るためだけに英語を勉強している人は、将来、翻訳機の発達によりそれにかける『時間』『費用』『労力』その他諸々無駄にすることになるかもね。” という記事だ。

「その過程で何か得るようなものもある」と反論する人もいるだろうが、今の世界を考え、語学の能力を自分という人間に落とし込み、その世界に適応さそうと考えているものには到底敵わないだろう。

翻訳機能の発達により『英語が話せる』という表面上の価値はだんだん低くなっていく。

グローバル化が進む中、自身の育て上げる『語学力』を、どうあがいても勝てっこない翻訳機の役割だけで使用するのはナンセンスとしか言いようがない。

ただ、『英語が話せる』という簡単に得ることができない能力は、使い方次第でこれからの時代に大きく化けさせることもできる。

目的をしっかり定め、見失わないことが重要だ。

『語学力』の裏に潜む『本質』とは

留学をする多くの人の目的は語学力の向上だろう。「英語をペラペラに話したい」「外国の人とコミュニケーションを取りたい」と思っている人が一般的だ。

そのために多くの人は『流暢な英語』を目指す。もちろん何も間違っていることはないし、普通の感覚である。

しかしその感覚が、本来、人とのコミュニケーションにおける重要な感覚を鈍くさせてしまうケースがあると私は本書を読んで思った。

簡単にまとめて、これから語学勉強のため留学する人へ向けて、私が本書から学んだ伝えたいポイントは2つ。

POINT

・人とのコミュニケーションへの意識。

・『語学力』にとらわれるな。

人とのコミュニケーションへの意識

本書で落合陽一は『語学力』というものを引き合いに、『言語化能力』について語っている。

そして彼はこの『言語化能力』に必要なものは『語学力』ではなく『ロジックな正しさ』だとし、コミュニケーションにおいて重要なポイントとして主張している。

文法が正しければ論理的になるというものではなく、「AならばCである。BはAである。ゆえにBはCである。」ーという三段論方に代表されるロジックは数式のようなものがゆえ、言語から切り離すことができる。

 

ここで私達(留学するもの)が忘れてはならないものは、留学先でいくら違う言語を用いようが、人とのコミュニケーションであることは全く変わらないということ。いくら流暢な英語で話していても「A=B、B=C、最後にB≠C」と話していては人から信頼を得るのは難しいであろう。

そしてもちろん私は、ただ『語学力』を上げるためだけに留学する人へ言っているわけではない。観光がてら、海外で楽しみたい人がこのような思考もつ必要はないだろう。

しかし留学をただ『語学力』向上だけではなく、自らの専門性などを高めこれからの時代に活躍していけるスキルを高めたい方にはこの「人とのコミュニケーションへの意識」が必要となってくるに違いない。

語学力にとらわれるな

日本語で何かを説明するとき、端的、論理的など様々な要素で説明が上手な人、そしてそうでない人がいる。つまり『言語化能力』に差があるのだ。

しかしここでの重要なポイントは彼らの『語学力』には全くの差がないということ。説明が上手な人の方が日本語の発音やアクセントがいいというわけではないし、難しい言葉をより知っているというわけでもない。

そして日本人はその『語学力』で人間を判断しがちだ。綺麗な日本語を使えないものは能力が低い人間と見なされてしまう。

それゆえ『語学力』を学ぶ際、『語学力』向上という部分にとらわれ過ぎて、元来のコミュニケーションという部分がどうしても等閑になってしまう。

 

『語学力』を高めただけではこれからの時代を活躍していくのは厳しい。通訳者や翻訳者など、『語学力』に直結する仕事もAIに奪われていくことが予想される。

『専門性』と『オリジナリティ』を創り『70億人』を相手にする。

この言葉を頭の念頭に置いてほしい。

『語学力』はあなたの本来持っている様々なスキルと融合しやすく、『専門性』『オリジナリティ』を創り出す大きな可能性を秘めていると私は思う。

そして『70億人』を相手にするにはもってこいのスキルだ。

『専門性』と『オリジナリティ』を創り『70億人』を相手にするためには『語学力』を向上させるときに働く、頭の使い方とは異なり、同時に上記で述べたロジカルに基づく『人とのコミュニケーション』が必要となってくるだろう。

『語学力』の向上はこれからの時代あなたが活躍するための1つのスキルであり、それだけにとらわれて根底にある活躍するためのスベを忘れてはいけない。

最後にこれから留学するみんなへ

もちろん『語学力』を必要としないなどということはありえない。

私が思う本書の欠点は語学力と『言語化する能力』が完全に切り離され、『語学力』の重要性があまり描写されていないこと。

物事を論理的に話すときに、語彙力などはもちろん、『自信』などというメンタル的な部分でも『語学力』は自分の助けになるものだと思う。

そして『語学力』が高くないがゆえ、嫌な顔をされることはないが、そもそものコミュニケーションを図る場が、高い人に比べ様々な観点からも少なくなりやすいと自らの留学経験から思う。

 

本書を読んで勘違いして欲しくないことは、「語学勉強は必要ない」などという見当違いの発想だ。

そもそも『語学勉強』のために留学をするのに必要ないわけがない。

『語学勉強』にとらわれ過ぎて、本来のコミュニケーションの重要な部分を忘れてはいけないということを私は伝えたい。

このブログで書いたことは本書の1%にも満たないだろう。留学という経験をただの『語学力』向上というものだけにしたくない方は是非本書を読んで、これからの時代に対しての思考を深めてみてほしい。

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